施設長研修「マネジメント研修」
- 育成
キックオフミーティングの翌日、7月5日に施設長研修が開催されました。
エリアマネージャーによる研修で、今回のテーマは「アセスメントとサービスプラン提案」です。
当社では、中期経営計画の重点戦略のひとつに「“自分らしく活きる喜び“の妥協なき追及」を掲げています。質の高い介護・看護サービスを提供するためには、ご入居者やご家族の状況にあわせた一人ひとりのケアプランを作成しなければなりません。
そして、質の高いケアプランを作成するためには、アセスメントによってニーズを正確に把握する必要があります。普段の業務で当たり前のように行っているアセスメントを改めて振り返り、組織全体でアセスメントを高い水準に引き上げることが、今回の研修の目的です。
アルファリビングでの実際の事例をもとに、アセスメントのあるべきサービスプランをグループごとに考えました。講義を受ける形式ではなく、施設長が意見交換しながらみんなで作っていく研修スタイルであったため、熱いディスカッションが班ごとに繰り広げられました。重要度の高いテーマだとわかっているからこそ、全員が真剣なまなざしです。
アセスメントは、ただご入居者やご家族の情報を収集して、提供すべき介護サービスを選択するという“作業”ではありません。同じ介護度や疾病でも、取り巻く環境や日常生活動作(ADL)、要望、そして生きてこられた人生や物語は人それぞれ異なります。画一的なサービスを提供していると、ご入居者の自立度が下がったり生きがいを失ったりすることになりかねません。そのため、ご入居者の基本情報だけでなく、人生背景や家庭環境も踏まえながら、一人一人に合ったアセスメントをすることの重要性を、改めて強く感じた1日でした。
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