ドキドキの入社前研修(1日目レポート)
- 新卒
新卒社員を対象とした介護基礎技術研修を開催しました。
研修は、リビング事業部のひろた部長、高松エリアえびすエリアマネージャー、施設長、先輩スタッフが講師として準備、参加をしてくださいました。
この研修では介護の技術を身につけることよりも、ご入居者の気持ちになって「実感する」、「楽しむ」ということを目的としました。
アイスブレイクとしてお絵描きゲームで研修がスタートしました。
それぞれの絵心が問われ、会場は笑いの渦に包まれました。
■介護施設の形態について
介護保険制度のこと、施設サービスと居宅サービスの違い、アルファリビングが目指す介護についてお話をいただきました。
始めて介護の専門的な話を聞く社員もいたので、話に釘付けになっていました。
■認知症高齢者、スピーチロックの理解
現場で起こりえる事例を元に、「自分だったらどういう対応をするか」皆で話し合いました。
現場経験がない状態ですが、皆で考えを出し合いながら対応の難しさを”実感”することができました。
■食事介助、居室清掃について
居室清掃の大切さや注意事項、飲み物にとろみをつけてご入居者が召し上がる状態を”体感”しました。
ご入居者の状態によってとろみ剤の分量を調整する難しさや、とろみをつけることで起こる味の変化、とろみをつけると熱がこもり舌をやけどしそうになる等の声がでていました。
施設長がお手本を見せてくださいました。
■着脱介助、移乗介助について
着脱や移乗介助の基本的な流れについて、スタッフ役とご入居者役を交互に行い、双方の気持ちを”体感”しました。
ご入居者役のひろた部長からの難しい問いに困惑しつつも、実際に対応する際の課題や声かけの大切さを学びました。
楽しみながら、そして時には前のめりになり学ぶ新入社員の姿を見て、おじいちゃんおばあちゃん、そして介護が好きという想いが伝わってきました。
今回の研修を通じて介護の楽しさや難しさ、ご入居者の気持ちを体感したことで沢山の気づきと学びがあったと思います。
今は知識や技術が足りない状態ですが、各配属施設では今回の研修を思い出し、寄り添う気持ちを大切に思いやりを持ってサービス提供をしていただければと思います。
Latest最新の記事