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まなぶ

皆で考えるケアプラン

  • 広島
  • アルファリビング広島段原
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「ケアプラン」という言葉に、皆さん馴染みがあると思います。
ケアプランとは、計画作成担当者が中心となり、ご入居者お一人おひとりにとってより良いサービスを提供するために必要な計画です。

当ホームでは入社して1年になるむらたさんが計画作成担当者として勤務しています。
以前まではスタッフが直接むらたさんにご入居者の様子や介護方法の見直しの相談などをしていました。 
ですが、その頃の方法ではしっかりとアセスメントができているスタッフが相談するという状況で、介護経験の浅いスタッフはなかなか相談に行けていないという状態が見えてきました。

そこで生活相談員のくぼさんむらたさんの2人を中心として「カンファレンスシート」というものができあがりました。

こちらの写真はむらたさんくぼさんが、ほかのスタッフがご入居者に対してどのように考えているのかを確認し、ともにケアプランの内容を検討している様子です。

また、カンファレンスシートだけでは、うまくアセスメントができていないかもしれないとのことで、事例検討会も行いました

それぞれ日頃思っていることを、グループごとに色々な意見を交わしていました。
それが、アセスメントに結びついており、そのアセスメントがケアを変えるきっかけとなり、ケアプランを変えることができることを少しずつみんなも理解できたように思いました。

また、こうすることで今まではなかなか直接相談に行くことができていなかったスタッフもしっかりと自身の考えを発信することができるようになりました。

また、他のスタッフが記載している内容を見て、新しい発見があることも多く、アセスメント能力の向上につながっています。

こちら用紙の中で様々な意見が出た場合には、全体の場で話し合いをして、スタッフ一人ひとりがどんな考えを持っているのかを言語化しています。 

この方法で経験の浅いスタッフにも別の視点での考え方があるという意識がつき、日々カンファレンスシートの内容が濃くなってきています。
 
この取り組みを継続することでご入居者に満足いただけるケアプラン・サービスにつなげていきたいと思っております。

この記事を書いた人

釣り弟子(看護スタッフ)

釣り弟子(看護スタッフ)

自己紹介…体重UP 目標70㎏