「ささの葉さ～らさら～　のきばにゆれる～　お星様き～らきら～　きんぎん砂子」
デイサービスから今年も素敵な歌声が聞こえてきます。

天井には、色とりどりの飾りや短冊が空調の風に乗ってゆらゆらと揺れています。

4年前から七夕飾りは、笹ではなく天井に天の川を作り飾っています。
毎年完成まで時間がかかっていましたが、今年は「何がいる？スイカ？かき氷？お化け？何でも言って、Tさんとご飯の後に作ってくるから」と言ってくださるご入居者Kさまがいます。

Kさまがデイサービスを利用されるようになったきっかけは、アルファリビングに入居されてからリハビリのために始められた折り紙。

完成すると「○○が出来たのよ。」と教えてくださるKさまに、「デイサービスに来て、みんなに教えてくださいませんか」と声をかけたのが始まりでした。
使い方も分からなかったスマホを今では使いこなし、季節ごとの作品を作られます。

寂しかったデイサービスフロアも今では季節ごとの飾りが飾られ、皆さまに季節を感じていただけています。
上を見上げると様々な飾りがみんなを笑顔にしてくれ、「平和な世界」「家族に会いたい」「ステーキが食べたい」など書かれた短冊がゆらゆらと揺れています。

今後も当社の理念でもある、ご入居者に活き活きとした生活を送っていただくために、願い事を実現できるように創意工夫をしながら、様々なことにチャレンジしてきたいと思います。