おいしいスイーツは元気をくれる
- 倉敷
アルファリビング倉敷駅前のご入居者Oさまは、娘さまととても仲が良く、見ているスタッフが温かい気持ちになります。
しかし、コロナ禍で面会が出来なくなり寂しそうにされていました。
部屋から見えるお地蔵さんを見ながら「あそこまでお参りに行けるようになったらいいなあ、元気をもらいたいなあ」と、眺めるだけの日が続いていました。
「あんな所までよ~行かんで。部屋からいつも眺めては行きたいなあと思うだけ」と話されるOさま。
そこで、訪問看護では機能訓練を兼ねて外出同行を提案しました。
ご入居後、初めての屋外歩行で目標達成!!
自信が持てたら楽しくなり、姿勢も気になり始めて歩行器も変えました。
新しい物に気分が上々。
建物から眺めていた景色から逆に建物を眺めるようになりました。
歩行にも慣れて少しずつ距離も伸びています。
すると、「最近、ご飯が美味しく感じるようになってお腹がすくようになった。」と言われ、ご飯の量も増えました。
活動量も増え、ご飯の量も増えれば自然とよく眠れるようになり、さらに悩みだった便秘も解消されました。
機能訓練を日常生活の中に取り入れることで、
「今まで出来ていたことを続けるだけでいい」
「これならいつもしていること」
と思っていただき、自然な形で機能維持が出来るように心がけています。
この取り組みの中でご入居者の活き活きとした生活の実現は、身近なところからできるものだと改めて感じました。
これからも安心と安全な生活と活き活きとした喜びの実現に向けて取り組んでいきたいと思います。
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