昨年から始めた夏野菜のプランター栽培に、今年も取り組んでいます。
昨年はゴーヤ、キュウリ、ミニトマト。
そして今年は、ピーマンと中玉トマトの栽培に挑戦です。

「家に帰りたい。」
「外に出たい。」
ソワソワと心が落ち着かないご入居者も、テーブルに新聞紙を敷き、準備を始めると
「これどうするの？」
「何か手伝おうか？」
「なんの苗だろうね～。」
とワクワクとしたご様子で興味を示されました。

使い捨て手袋をお渡しすると自ら手袋を装着し、土を掘り、
「久しぶりに土を触るわ！」
「何ができるん？」
「これでいい？」
「ここはこうしたほうがいいんじゃない？」
と会話も増え、ポットから苗を出し、あっと言う間に植え付け終了。

土を触ったり、水やりをすることなど、身の回りにある自然とかかわることで、心や体の健康につながると言われますが、まさにその通りです。

つい先程まで不安げなご様子や、ソワソワされていたご様子だったご入居者が見違えるように活き活きとされており、身近な自然に関わることのパワーを実感ですることができました。

そして苗の植え付けだけでなく、後片付けもいつの間にかしてくださっていて、少しの変化がもたらす影響の大きさを痛感しました。

引き続き水やり、収穫と植物を育てる喜びをご入居者と一緒に楽しんでいきたいと思います。