認知症介助士のスタッフから学ぶこと
- 松山
高齢者が安心して過ごせる環境を提供するサービス付き高齢者向け住宅は、終末期においても多くの利点を持っています。主な長所について考えてみたいと思います。
① 医療や介護の専門スタッフが常駐しており、いつでも安心してサポートを受けることができます。終末期においても、適切な医療管理や痛みの緩和、心のケアなどが行われるため、ご本人やご家族の不安が軽減されます。
②ご家族が介護や医療の面で負担することが少なくなるため、終末期におけるご家族の精神的な負担を軽減できます。これにより、家族全員が穏やかに最期を迎えることができます。
③個室なのでプライバシーや尊厳を保ちながら自分らしい生活ができます。
本来、サ高住のデメリットとしては、要介護度が高いと入居が困難な点があげられます。
また、入居時には自立していても、介護度が高くなり、医療行為や介助量が増えてくると住み続けることが難しくなる場合もあります。
しかし、アルファリビングでは、自立~要介護5まで幅広く入居が可能です。
そして胃瘻、気切、CVポート等の医療行為にも対応しています。
ここまで介護が手厚いと当然、看取りまで行うことも少なくありません。
人生の最終段階においてどこまでの治療を希望するのか、主治医とご家族としっかりと話し合い、各事業所で協力して、ケアを行っていくことが、『あなぶきの介護』の肯定的側面だと思っています。
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