私の“ワークライフバランス”
- 松山
昼食が終わりゆっくり過ごされている頃、談話室から楽しくお話をされる声が聞こえてきました。NさんとHさんでした。「楽しそうですね」と声を掛けると俳句のお話をされているとのことでした。
Hさんは以前から俳句をされていることを聞いていたので、Nさんも俳句を詠むのかお聞きすると、ここでHさんと出会ってから俳句を始められと教えてくださいました。「Hさんは僕の師匠で、僕は弟子です。Hさんも気が合ってね、お話しするのが楽しいんです」と笑顔で話されました。
Nさんは始めてからまだ日も浅いそうです。「俳句を作って、それを読んでもらって笑ってもらえたらいいんです。それで、もっと頑張らないといけないな…」と思うそうです。
「俳句を作るのが楽しくて楽しくて、いくつになっても俳句は始められるんよ。それに、師匠がいるから楽しくできるんです」と二人で顔を見合わせて微笑んでいました。
Hさんも何歳になっても趣味を続けることができて、それを分かち合える人との出会いによって楽しみも倍増したそうです。嬉しそうにお話しをされていてとてもうらやましく思いました。
他の入居者の方も若い頃からしていた趣味や運動を今の自分ができる範囲で行われています。その時の表情は生き生きと楽しさが伝わってきます。これからも続けてほしいですし、続けられる環境を作っていけたらなと思いました。
「ここに来て良かった、楽しいです」と第2の自宅のように思っていただけたら最高です。ご入居者に気軽にスタッフとお話いただいて、いつでも笑顔で自分らしく生活ができる場所をご提供したいです。
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