アルファリビング松山本町には、ご入居者の安心安全な生活を守るために、様々な委員会があります。私の所属する「事故防止委員会」では、1か月に1度、担当スタッフで集まり、ご入居者の事故防止について話し合いを行っています。

認知症を発症していたり、身体機能が低下していたりするご入居者は介護事故のリスクが高いことから、このようなご入居者をいかに事故から守るかという点が非常に重要です。

ご入居者は加齢に伴い、視力、聴力、筋力等が低下し、認知機能の低下、さまざまな病患が生じている事がほとんどです。そのため、転倒、転落のリスクは非常に高く、これらを防止するためには各ご入居者の心身の状態や生活環境を正しく把握し、これらを定期的に見直しながらスタッフで情報を共有しています。

そして、低下した能力を補完するための歩行補助具や履物の利用、歩行器などの検討、手すりや照明の配置の検対、床の段差の解消、サイドレール付きのベッドの導入などご入居者に応じた対策を行っています。

歩くのが不安定で歩行器があったほうが良いように私たちは感じる、でも本人様の要望は目立たない杖のほうが良いとお話される時など、どこを重視するのかスタッフ同士で十分に話し合いを行っています。