「心に寄り添う」ということ
- 倉敷
2020.02.27
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アルファリビング倉敷幸町にご入居されているHさま。
Hさまはご夫婦で入居された当初、帰宅願望が強く何度も玄関に降りて来られることがありました。
ご主人が亡くなられてからのHさまは、毎日一人でテレビを観たりソファーに横になったりと、お部屋に閉じこもった生活をされるようになりました。
もともと社交的で明るい性格のHさまを心配したスタッフが、趣味だった編み物や折り紙、塗り絵などの声掛けをしても「手が痛い、目が見えん」などと訴えられ何もされませんでした。
そんなHさまに根気よくお部屋に伺ってはお喋りしたり、イベントには必ずお誘いしたりとスタッフが関わる時間を増やして行くことで変化が現れました。
一人で編み物をされるようになったのです。
そして一緒に世話をしていた小さなお花の鉢植えも、天気の良い日は窓辺に置き、太陽の光を浴びさす姿が見られるようになりました。
ちょっとしたHさまとの会話の中から趣味など聞き取り、「Hさまはお花が好きだから・・・」とお正月の寄せ植えをお願いしてみたところ、快く引き受けて下さり、こんな素敵な作品が出来上がりました。
これからもご入居者に楽しく過ごしていただけるホームでありたいと思います。
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