介護の仕事とは… ー後輩の成長を見守りながらー
- 福岡
アルファリビング福岡七隈から車で15分くらいの場所に『紅葉八幡宮』という神社があります。
スタッフが「紅葉も見頃だからちょっと外の空気を吸いに行こう」と提案し、外出することになりました。
着いた時には、ちょうど夕暮れ時。静かな環境で、夕陽があたる紅葉がとてもきれいでした。
ご入居者のおひとりが「昔はよくここに来ていた。ボランティアで掃除をしていたの。」と懐かしんでおっしゃられました。
神社の方がご親切に椅子を出して下さり、ご入居者はしばらく景色を眺められ「懐かしい。ここの周りは何もなかったのに建物がいっぱい。浦島太郎になった気分。」と、しみじみ語りながら、持ってきていた温かいお茶をひと口。
昔を思い出し、たくさんのお話を聞かせて下さいました。
「本当に何でも揃って便利な時代になったね。昔は今みたいに便利じゃなかったけど、隣近所の人と物を貸したり借りたり、遊ぶことも皆で工夫していた。」と、少し悲しげな表情も見せられました。
「コロナが早くおさまりますように」とお参りをし、帰りの車の中では「今日は久しぶりに行けて良かった」と、笑顔で喜んでくださいました。
私たちは日々のご入居者との関わりの中で、つい業務を優先してしまい、ゆっくりとお話しすることが出来ないこともあります。
会話の重要性、その中に秘められたご入居者の想い・・・人と人とのつながりは、あらためて大事だなと感じました。
出会ってくれた皆さま方に改めて感謝した一日でした。
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