ご入居者の体調は日々変化します。そして、私たちはご入居者の生活から、毎日新しい事を発見します。

今日もスタッフ同士のこんな会話が聞こえてきました。
「身体状態が急に変わって、食事もなかなか進まないようで立位状態も不安定です。このままだと、水分もご自身で取れない状況になるのではと思います。ご家族に相談し、ご本人の好きなものを召し上がっていただけるよう対応したいのですが・・・。」
スタッフが日々の気づきの中から、こうして意見を言ってくれてとても嬉しく感じました。
私たちに何かできることがないか考えるのは、日々関わりを大切にしているからこそです。
自分のことのようにとらえ、対応ができるようになったスタッフに日々感謝しています。

「たこ焼きが食べたい。」とおっしゃるご入居者のＴさま。
その想いに応えるために、買いに行くスタッフ、ご家族に連絡するスタッフと、それぞれが自然に役割分担し動いています。
そんなスタッフの表情は活き活きと輝いています。

Ｔさまの喜ばれているご様子を見ることができ、私たちも嬉しくなります。

ご家族は「昔はしっかりしていたのよ。ここのスタッフがいつも声をかけてくれるから、本人も若々しくありたいと思ってるのよ。」とおっしゃってくださいました。
常に凛としていたいと思っておられるＴさま。お一人おひとりの想いを大切に、これからも関わっていきます。