さんぽ
- 広島
アルファデイサービスセンター吉島通りは、季節を感じて秋を満喫中です。
今月のデイサービスの壁飾りは菊をモチーフにしました。
秋といえば何かをご利用者と一緒に連想した際に、「秋の花と言えば?」のお題で一番多く名前が上がった花です。
スタッフが、菊の花の思い出を皆さまに尋ねると、
「野菊が学校までの畦道に咲いとったね。」
「茎が思ったより硬くて折れんかったよ。」
「可愛い子がおってね。今みたいに物が無かったけぇ、そこらに咲いとった菊をあげたんよ。初恋じゃった。」
菊の花にまつわる懐かしい話が飛び交い、皆さまのお顔に笑顔が溢れていきます。
何気なく昔の話をすることで、回想法にも繋がっていきます。
こちらは創作活動中です。
秋の曲を流しながら創作活動をされています。
今は、ちょっと早めにクリスマスに向け、ちりめん細工で「ポインセチア」を作っています。
「秋になったらすぐ冬じゃね。」
「今頃は11月でもクリスマスの物を売りよるよね。」
「子供の頃、クリスマスはお洒落なお金持ちの家の行事だったねぇ。羨ましくてね。」
「そうそう。洋風な家に憧れたもんよ。」
「やっとこうやって作れるんよね。嬉しいね。」
お話が弾み、指先も軽やかに動きます。
デイサービスに来ていただき、お話をしながら創作活動をすることで、楽しみや生きがいに繋がるよう心がけています。
完成した作品を見せていただきました。
とっても素敵な笑顔です。
少し物悲しくなる季節でもある秋ですが、皆で楽しく過ごせるよう、デイサービスを通して、季節を楽しむ活動やお話に参加していただき、皆さまがご自分「らしく」生活を楽しめるように今後もお手伝いして参ります。
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