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アルファリビングの暮らし

ご家族と思いを一つにして

  • 倉敷
  • アルファリビング倉敷駅前通り
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アルファリビング倉敷駅前通りが開設した当初からご入居されているSさま。
歩行器で毎日元気に生活されていました。

93歳のお誕生日を境に体調を崩してしまい、入院となりました。
一時はどうなるか分からない状態でご家族も覚悟をされていたそうです。
一時の状態の悪さから持ち直したものの、大きな回復は見られず、病院では積極的な医療は行う状況でもなく、看取りへ移行していくことが話し合われました。
ご家族はそんな状態で施設に戻って生活をできるのか?という不安がある半面、慣れた施設に帰らせてあげたいとの強い思いもありました。

Sさまの状態と、ご家族の本当の思いを確認しながら、入院中の状態がどのような状態であれば施設での生活が可能かをイメージして話し合いながらサービスを計画、入院先のソーシャルワーカーを通じて働きかけをしました。
また、ご家族にも施設での生活のイメージを伝えながら、何よりスタッフやお知り合いのご入居者皆が、Sさまが帰ってこられることを待っている、楽しみにしているということを伝えました。

その思いが通じて、ご家族の不安が解消され、先日無事に退院の運びとなりました。
現在では呼吸も落ち着き穏やかに過ごされています。

昔の様に歩いて好きなところへ行くことも、好きな時にお友達や顔見知りのスタッフと話したりすることができなくなっていますが、ご家族の思いや、Sさまにできる限り楽しく過ごしていただけるよう、毎週行うカンファレンスでSさまが喜んでくれることを毎回企画しようということになりました。

喜んでもらいたい、笑顔になってもらいたいとの皆の思いで、Sさまらしさを大切に活き活きとした生活が出来るよう楽しく企画が進んでいます。
まずは9月24日にリクライニング式車椅子にて、15分程度の敬老会イベントに参加していただくことを考えています。
また、昔の写真、家族の写真、施設に入ってからの楽しい思い出の写真のスライドショーを居室のベッド上で見られるように企画中です。

この記事を書いた人

hori(居宅介護支援事業所 管理者)

hori(居宅介護支援事業所 管理者)

毎日孫の子守りに追われている51歳