介護は相手の心を動かす仕事<1/2>
- 新卒
2020年4月1日に介護スタッフとして入社し、アルファリビング鹿児島東千石で入社4ヶ月を迎えた坂口友香さんのインタビューです。
私は、高校時代に介護の道に進むことを決めました。
当時、他界した祖父が認知症で家族が大変でしたが、私にできることは限られていました。
認知症についての知識もなく、祖父とどう接して良いかわからず、自分自身がイライラすることもありました。祖父にできることが少なく、あとに残ったのは「もっと支えてあげたかった」という後悔。この想いがきっかけで介護の道に進もうと思いました。
大学で、介護や認知症について学んでいく中で、「あの時、じいちゃんにこうしてあげれば良かった」「もっとこうしてあげた方が良かった」と思うことが何度もありました。今の私なら、祖父にできることがあの時より増えていると自信を持って言えます。
介護の道に進むと決めた頃は、「介護」=「身の回りのお世話をする仕事」だと漠然と思っていました。
しかし、大学の実習で実際に介護の現場を見ると、ご入居者の人生に関わり、生活のお手伝いをする介護スタッフの役割は大きく、「介護の仕事に就きたい」という思いから「介護の道を極めたい」と思うようになりました。
ご入居者の一番傍で、日々の体調、その時の気持ち、表情、想いなどの変化に気づけるのが私たち介護スタッフです。
また、ご入居者との会話の中で、どんなお気持ちでいるかを知り、嬉しい時はともに喜び、寂しく感じている時は励ますこともできる仕事でもあります。
私たちの小さな気づきが、ご入居者のサービス提供に反映されるため、些細な変化も見落とさないよう関わることを心がけています。
空いた時間には意識してご入居者と話すようにしています。ご入居者や先輩スタッフから、「挨拶がいいね」「いつも笑顔だね」と言っていただけることを嬉しく感じています。
ご入居者の暮らすこの“家”で、「あなたがいるから安心できる」と言っていただけるような、信頼されるスタッフになりたいです。
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