
おおたに社長・おぶ本部長からのメッセージ ~2021年度8月賞与~
- 職場環境
2025年4月1日付で、「基本給の増額」が決定しました。
今回の賃上げの経緯・背景について常務取締役のおぶさんにお話を伺いました。
賃金改定の内容は以下の通りです。
時期:2025年4月1日付
対象者:全職種・全雇用形態
増額:
介護職/介護福祉士手当を月5,000円↑
(10,000円から15,000円に)
基本給を月3,000円~14,000円↑
看護職/基本給を月3,000円~20,000円↑
その他/基本給を月3,000円~13,000円↑
※地域・職種によって月額改定額が異なります。
※一部の地域・職種では先行して賃金改定を行っています。
<年収増額例>※対象者の平均額
介護リーダー職(サービス提供責任者):年収357,000円↑
看護リーダー職(ナースリーダー):年収188,000円↑
詳細は事前にMCSでご案内している「賃上げのご案内」をご確認ください。
会社が賃上げを決めた一番の理由は何ですか?
私は、「人材への投資」こそが最も重要であると考えています。当社は、継続的に賃上げを実施することを決めており、直近4年間で3回目、2年連続となる賃上げが実行できて、うれしく思います。物価の上昇や社会全体の賃上げの流れが加速するなか、介護業界は今、かつてない人材不足に直面しています。そうした状況のなかで、当社が未来に向けて前進するためには、継続的な賃上げが重要です。社員の生活を少しでも安定させ、安心して仕事に向き合える環境を整えたいと思っています。
今回の賃上げの財源はどこから確保されたのですか?
総額8,000万円は自社財源です。日々、社員一人ひとりが目の前のご入居者に真摯に向き合う姿勢が、当社の大きな力であり信頼の源です。心を込めてサービスを届けてくださっていること。その積み重ねが、会社の評価につながり、ご入居者やご家族からの対価として返ってきています。それが原資です。だからこそ、今回の賃上げは「会社からのご褒美」ではなく、社員がつくり出した価値を、ちゃんと社員一人ひとりに還元したいという思いで実行しています。
※今年度に限っては「令和6年度介護人材確保・職場環境改善等事業の補助金」約1,800万円を充当します。
今回の賃上げ率はどのように決まりましたか?
いまの日本の消費者物価上昇率は3%前後で推移しており、賃上げ率のひとつの目安になっています。今回は年総額8,000万円を投じ、定期昇給を含め平均3.6%の増額を行います。介護職に対しては平均4.2%の増額、管理者や施設長などのリーダー層に対しては平均5.1%の増額となり、介護職とリーダー職に手厚く処遇改善を図ります。当社では、リーダーやマネジメント職は、年功序列ではなく「やってみたい」という思いのある方に任せるという登用の考え方があります。この「やってみたい」という声が、年齢や性別に関係なく増えることを期待しています。
基本給だけでなく、手当やボーナスにも影響がありますか?
あります。まず先行して1月1日付で介護福祉士の資格手当を10,000円から15,000円に増額しました。これは介護福祉士国家試験に合格した介護職の正社員が対象です。また、全社員を対象として基本給増額としています。基本給が増額になった分は、そのまま賞与額の増額にもつながるため、年収も増加します。
最後に社員にメッセージを
継続的な賃上げの実現は大きなチャレンジであり、経営陣と社員が一丸となって努力をする必要があります。皆さん一人ひとりの成長を期待していますし、会社としてその為のサポートもしていきます。皆さんも是非、成長の意欲を持ち、惜しまずに努力を続けていただきたいと思います。
ブランドスローガンである「自分らしさを支える」のもと、価値の高いサービスを提供し、お客様から選ばれ続けなければなりません。いま全社をあげて取り組んでいる接遇力向上もこのためで、ご利用者からの信頼や満足に直結し、私たちのサービスの価値をさらに高めてくれると考えています。
事業環境は厳しさを増すばかりですが、どんな状況であってもアルファリビングに入居したい、あるいは帰ってきたいという望みをかなえられるチームでありましょう。ぜひこれからも、チームで力を合わせながら、より良い未来を一緒につくっていきましょう!
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