日常の何気ない一言から、ご入居者「らしさ」を引き出す
- 岡山
2021.09.17
1,162views
こんにちは。晴れの国岡山にあります、アルファリビング岡山後楽園です。
紅葉の時期となり、後楽園周囲も綺麗に色づいてきています。
先日、アルファリビング岡山後楽園に【杖の付属品を作成する】という課題研究のテーマの下、地域の中学生が3名来所されました。
福祉用具のカタログを見ながら、真剣にスタッフの話に耳を傾けてくれていました。
「杖の置き場所はどこが邪魔にならないか?」
「どのような杖置きがあれば良いか?」など疑問点もたくさんあり、可能な限りお答えしました。
実際の杖にも触っていただき、杖にも様々な種類があることを説明致しました。
なぜ杖の付属品について研究しようと思ったのかをお伺いしたところ、
「祖父母に安全に使用してほしい」
「気に入った福祉用具があれば、なくしたりしないのでは?」
とお答えがあり、若い年代の方が高齢者の方の生活について考えて下さっている姿に感動してしまいました。
そして後日。
来所された3名の中学生からお礼の手紙が届きました。
拝啓からはじまり、時候の挨拶、感謝の言葉、今後の目標、敬具で締めくくられているとても素敵なお手紙でした。
普段何気なく書いている手紙ですが、「私たちも心のこもった手紙をかけるように見習っていかなければいけないな…」と心新たに思いました。
今後も杖の付属品についての研究を継続されるとのことですので、素敵な作品が完成することを楽しみに待ちたいと思います。
Latest最新の記事