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- 岡山
今年も早いもので半年が過ぎようとしています。今年もいろいろありましたが、今回は「お別れ」について、最近起きたエピソードを紹介したいと思います。
自拠点であるアルファリビング岡山駅西だけでなく、アルファリビング岡山後楽園でも勤務を始めて1年6か月が経過し、たくさんのご入居者と関わってきました。勤務調整の関係で1週間程度、自拠点での勤務がないこともあります。そんなある日、突然お別れの話が、
自拠点で一人のご入居者が涙目になって駆け寄ってこられ
「〇〇さん!!〇〇さん!! 今月末で辞められるって本当なの!」と私におっしゃられます。
私も「なんでそんな話に!?」と驚きましたが、しばらく私の顔を見ていないことと、新しいスタッフにレストラン業務を教えていたことから、数人のご入居者が勘違いされていたようです。
「大丈夫!辞めませんよ」と安心していただきましたが、なんだか嬉しくもありました。
その数日後、他拠点で勤務していた時のことです。いつも食事介助をしていたご入居者が、レストランに居られませんでした。スタッフに聞くと、体調を崩され居室で食事をしているようでした。「無理をせず食べられる量だけ」と聞いていましたが、居室に伺い食事介助をしている間、私の顔を見ながら頑張って口を開け食べられていました。
その2日後の私が自拠点で夜勤をしている時に、お亡くなりになられたことを知りました。
夜勤が終わると、自然とアルファリビング岡山後楽園に向かう自分がいました。事務所の方にお願いし、お部屋の前で手を合わせてお別れをしました。「2日前の介助が最後になるなんて…」と寂しさをおさえながら事務所に戻りました。
事務所に戻るとスタッフが訪問から帰ってこられ、「あれ?〇〇さんどうしたんですか?」
と声を掛けてくれたので、「お別れに来たんよ」と言うと
スタッフ : 「えっ! 嘘ですよね!」
私 : ??「でも今日で最後だからね」
スタッフ : 「嘘ですよね!!」
私 : ???「いや、でももう会えないから」
スタッフ : 「えっ!!!辞めないでください!!!」
という感じのやり取りがありました。「今月はこんなやり取りばっかりしているな~」と思いながら、ご入居者とのお別れに来たことを伝えると安心していました。
今月は「お別れ」に関するエピソードが沢山ありましたが、自分を必要としてくれている人たちも沢山いることを実感できる月だったと思いました。
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