人見知りの私が、後悔から挑戦した介護の仕事。できることを少しずつ増やし可能性を広げている。
- 入社理由
2021.09.27
2,360views
お互いに負担のない安全な移乗介助を行うためには、移乗についての適切な知識や介助方法を知ることが大切です。
今回は移乗困難な方のベッド⇔車椅子の移乗を勉強します。
足を前後左右に開く、膝をつくなどして、支持基底面積(体重を支えるための床面積)を広くとり身体を安定させます。
ご利用者と重心を近づけ、スタッフの重心を低くして、上腕筋・大腿筋・腹筋・背筋などの大きな筋群を上手に使うことで、お互いに負担のかからない介助を行うことができます。
スタッフの重心が介助する方向に移動できるように、足先や身体を移動する方向に向け、ご利用者の身体を前傾させて重心を前側にかけ、お尻が軽く動きやすい状態にすることがコツです。
利用者を持ち上げずに水平移動を行うことで、お互いに身体的負担を軽減することができます。
『ボディメカニクス』を理解し、身体機能の相互作用を活用することで、最小限の力で介助を行うことができます。
腰痛や転倒も予防できるなど、ボディメカニクスを理解することは、移乗介助だけでなく、他の介助を行う上でもとても有効的です。
これからもその方に適切な介助を皆で統一して行ってまいります。
Latest最新の記事