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2月28日に感謝金が支給されることになりました。
昨年2月に引き続き、2度目の感謝金支給となります。
感謝金支給に至った経緯、背景についておおたに社長にお伺いしました。
早速ですが、今回の感謝金支給についてお話をお伺いさせてください。
おおたに社長が「感謝金を支給したいな」とお話されてから支給が決定するまで、とても速かった印象を受けました。
感謝金の支給については、いつ頃から考えられていたのですか?
昨年末から考え始めていましたが、年明けの急激かつ記録的な感染拡大を目の当たりにして意思が固まりました。
年明けから一気に感染が拡大しましたよね・・・。
こんなに感染が広がるとは思っていませんでした。
この感染拡大の状況を、おおたに社長は想定されていましたか?
海外で先行して流行していたので、半分思っていましたね。
でも半分は海外のようにはならないかもと思いながら・・・。
当社でも社員の勤務に影響が出始め、感染拡大に直面しています。
以前は、心配のあまりおおたに社長がブツブツつぶやきながら事務所内を彷徨っていたり、真っ暗な会議室でポツンと一人座られているお姿を見ましたが・・・。
それは秘密で・・・。
考えても仕方ないことですが、気になる性格なので。
以前に比べると会社全体の対応力が上がっているので、経験値で慌てず適切に対処できる社員の皆さんを心強く感じています。
最初の頃は正直、「これからどうなるのか・・・」と内心あたふたしていましたが💦
「感謝金を支給する」という決定ですが、会社としては大きなお金が動くと思うんです・・・。
そうですね。
国からの補助金でもありませんし、今話題になっている介護職員処遇改善特別支援金を充当させるものでもありません。
いただける私たちは嬉しいですが、会社としては大きな決定だと感じます。
総額約2,000万円!!ですよね・・・会社が負担するわけですから。
それでも、支給の決定に時間はかかりませんでしたよ。
感謝金の支給について、親会社であるあなぶき興産のあなぶき社長にも相談しましたが、約40社あるグループ会社の中で、感染リスクが高い、介護・医療現場の第一線を担っているのは当社だけですから。
あなぶき社長も、現場で「お客さまの命を預かる」「お客さまの生活を守る」という強い責任感と使命感を持って、現場から離れることなく勤務しているスタッフに感謝金を支給することは即決でした。
■支給対象者
2021年度上期(2021年12月)までに入社し、下記支給条件を満たす全スタッフ
※支給日に在籍していることを条件とする
■支給条件・支給金額
①2021年9月16日までに入社し上期中(2021年7月~12月)の勤務日数が20日以上
正社員・契約社員:35,000円
パート:20,000円
②2021年10月1日~12月16日までに入社し上期中(2021年10月~12月)の勤務日数が10日以上
正社員・契約社員:7,000円
パート:3,000円
前回に比べると、支給額が減少しがっかりされる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし現在、会社としては社員の賃金改善に積極的に取り組んでおり、報酬アップに充当しているのでご理解いただければと思います。
最後におおたに社長からのメッセージをご紹介します。
年明けから皆さんの周囲の方や、ご家族が新型コロナウイルスに感染や濃厚接触となるケースが急激的に且つ、記録的に多くなってきているかと思います。
自分自身が感染していないか、またお客様、同僚にうつさないかという強い不安の中、使命感や責任感を背負い、最前線に立っている皆さんへ少しでも元気づけたい、喜んでもらいたいという思いで、会社として感謝金の支給を決めました。
新型コロナウイルスとの闘いも当初の想定から大幅に長引き、もうすぐ3年目に入ろうとしています。
しかし今回のこの暴風雨を抜ければ、以前のような穏やかな日常が戻ってくると信じ、もうしばらくの間、お互い協力し合い、励まし合い、この難局を乗り切りましょう。
代表取締役 大谷佳久