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まなぶ

まだまだできる!やる気スイッチの入れ方

  • アルファリビング松山本町
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アルファリビング松山本町では、デイサービスや訪問介護だけでなく訪問看護事業所も利用されている入居者様がいらっしゃいます。私は、訪問看護でサービス提供を行っています。

訪問看護では、点滴などの医療処置だけでなく、既往歴などの健康観察や主治医の医師との連携、服薬の効果観察、生活リハビリなど行っています。

加齢とともに足腰の筋力が低下し、生活の中で移動動作(杖歩行できる距離が減少)や起居動作(寝返りや起き上がる)が行いにくくなる部分に対して、私にもできることはないかな?と日々頑張っています。

リハビリの必要性はみなさんご存じではありますが、運動するのはおっくうな気持ちもあります。一人ではなかなか自主的に運動する意欲がわきにくいことも、普段よく聞きます。

少しでも意欲が上がるように様々な工夫を自分なりに行いました。車いすのブレーキレバーを延長する道具を作ってきれいな色に飾ることにより、使う頻度を増やす、車いすで自走できる距離が増える。

屋外歩行で買い物に出かけることやご家族との外出を目標にされているご入居者には、屋内の平坦な廊下を歩くだけでなく、階段や屋外の道路の路面が変化しているところで歩く練習を行い、足裏の感覚刺激や歩行時のバランス練習や周囲の車や自転車などの環境変化などに気を付けることも意識して行いました。

ご入居者から「最近、やる気スイッチが入って、自分でも毎日歩く練習をするようになったよ」と声をかけていただき、とても嬉しかったです。

また、食事を楽しみにしているご入居者が食器を持つこと、お箸を使うことができるために、握力や指の細かい筋力を動かすことも行っています。

これからも、私にもできる工夫を続けてご入居者様が元気で暮らしていけるようにサポートしたいと思います。

この記事を書いた人

しまちゃん

しまちゃん(看護スタッフ)

子育てと仕事の両立を頑張っています!