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まなぶ

難しいけれど大切な口腔ケア

  • アルファリビング広島観音本町
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新入社員からもよく質問があり、私も介助していて難しいなと思うのが“口腔ケア”です。

ほかの介護スタッフに相談したところ、アルファリビング観音本町の介護スタッフのよしはらさんが、歯科衛生士の学校に通われ、歯科助手の仕事をしていたことがわかりました。

そこで、口腔ケアの仕方をよしはらさんに丁寧に教えていただいたところ、今までの私の口腔ケアの仕方は間違っていたと実感しました。ほかのスタッフにも共有したいと思い、研修を行っていただくことになりました。


研修のテーマは“義歯”です。

義歯を手入れする目的
1、虫歯や歯周病の予防
2、カンジタ症など粘膜の感染症の予防
3、誤嚥性肺炎の予防
4、口臭の予防

高齢者は唾液の分泌が減少する傾向があるため、口腔内の細菌が繁殖しやすい状態にあります。ケアが行き届かず口の中が汚れていると、口腔内の環境はますます悪化してしまいます。
私が特に難しいなと思ったのが、寝たきりの方の口腔ケアです。

1、口腔内の観察、乾燥していたら口腔ジェルを塗る
2、痰がひどかったら口腔スポンジで拭き取る
3、歯ブラシで歯磨き
4、舌ブラシで10回程度こする
5、スポンジで汚れを取る
6、口腔ウェッティーで拭き取る

ご入居者の方それぞれで口腔ケアの仕方は違うと思いますが、基本的なことを学べてとても勉強になりました。

今までは口腔ケアの介助がわからず、少しおろそかになっていたと反省しました。しかし、今回の研修で学んで口腔ケアの大切さが身に染みてわかりましたので、実践してもっともっとスキルアップしていきたいと思います。

この記事を書いた人

たにもん(介護スタッフ)

たにもん(介護スタッフ)

怪獣(2歳児、1歳児)2匹と毎日戦いながら頑張ってます( ;∀;)