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アルファリビングの暮らし

「歩けるようになりたい」思いを実現するために

  • 松山
  • アルファリビング松山よつば循環器科クリニック前
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病院でリハビリを受けていた、アルファリビング松山久万の台のご入居者Oさま。
コロナウイルス感染症の影響を受け、外出の制限にご協力いただくことで、病院でのリハビリがストップしてしまいました。
それから縁あってリハビリ目的の為、アルファデイサービス南江戸の利用を開始しました。

デイサービス利用当初より、「歩けるようになりたい」と強く望んでおられました。
始めは平行棒支持での立位訓練から開始し、平行棒内での歩行訓練。

徐々に耐久性の向上が見られたので、歩行器を使用しての歩行訓練へと順調にステップアップしていきました。

歩行器での歩行訓練にも慣れ、安定してきた頃「足の長さが違うので、高さの違う靴が欲しい」と本人より強い要望がありました。
病院でリハビリをしていた時に下肢の疾患の為、脚長差があり右足が3センチ短いといわれたそうです。
訪問看護事業所のリハビリスタッフに相談したり、義肢装具屋さんに行って、高さ調整の為のゴム底を調達し、立位バランスが取りやすく、歩行しやすい補高の高さを調整していきました。
補高の高さを決め、靴屋さんにオーダーして、靴が届いた時のOさんの喜びようは忘れられません。

現在は、その靴を履いて、活き活きと歩行器での歩行訓練に励まれています。

とても意欲的にリハビリを実施されるので、デイサービスに来られた当初より右下肢の筋力向上も図れ、日常での移乗動作やトイレ動作も安定してきているようです。

Oさまの今後の目標は「車椅子から卒業したい!!」だそうです。
次はその夢が叶うよう、楽しくリハビリして、全力でサポートしていきたいです。
ご利用者の希望に基づいて関わることで、リハビリの意欲を引き出し、目的を達成する喜びをお互いに感じることができ、大変嬉しく思いました。

この記事を書いた人

えりぴょん(リハビリスタッフ)

えりぴょん(リハビリスタッフ)

3人の子を持つ作業療法士。仕事と子育てに日々奮闘中!いろいろなジャンルの音楽を聴くのが好き。老後も続けられる趣味を探索している。