新天地で
- 高松
雨の日が続き、コロナ禍でご家族の帰省も取りやめるなど、今年もご入居者が夏を感じられることが少なかったように思います。
そこで、介護スタッフのいとうさん、ふじおかさんを中心にレクレーション委員が「よつば夏祭り」を企画し、開催しました。
こんな時期なので、飲食は夏らしいおやつの提供にとどめ、普段から喜ばれているカラオケや、童心に帰って楽しめるゲームコーナーを準備しました。
数日前から休憩時間に大道具を作成し、当日の直前まで小道具を準備してバタバタと浴衣の着付けをしていると、開始時間の数十分前から会場のレストラン前にはご入居者の行列が・・・。
楽しみに待っていてくださったのだと思うと、スタッフにも気合が入りました。
初めのうちこそ、静かにスタッフの歌を聞いていたご入居者の皆さまも、「私、この歌知ってる」と続々とカラオケに参加し、「あっちも見てみたい」とゲームコーナーにも興味津々。
普段はおとなしい紳士がマラカスを放さず音楽に乗って降り続ける姿、のんびりお話される女性が射的コーナーで狙いを定める勇ましい一面など、まだまだ私たちが知らないお顔があるのだな・・・と知ることができたひとときでした。
「あ~楽しかった、ありがとう」
「懐かしい気持ちになれてよかったよ」
「食べたり遊んだりもいいけど、みんなの浴衣を見るんが何よりよ」
そんな言葉と共にいただいた笑顔の数々。
私たちこそ、ありがとうございます。
この4月に入社したばかりのベトナム人のハさん、バンさんを浴衣を着て、ご入居者をおもてなししました。
さまざまな垣根を越え、1つの目標に向かえた喜び。
この経験を今後の活動につなげていけたらと思います。
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