学びの共有
- 広島
アルファデイサービスセンター吉島通りでは、毎月季節を感じる事の出来る作品を作り、お持ち帰りいただいています。
半年ほど前から、作った作品を居室へお持ち帰りいただくようになりましたが、帰ってからもデイサービスでのことを思い出していただき、居室内にも季節感が出ます。
毎月スタッフがインターネットや本などの資料から、ご利用者にとって簡単すぎず、また小さな作業ばかりでスタッフのお手伝いがないとお一人で完成できないような作品にならよう選んでいます。
先月はガチャガチャのカプセルを使用したお雛様を作りました。
また夏には、綿を詰め立体的なうちわの飾りを作ったりしています。
今月は、桜を貼り絵で表現していきました。
10cm角の厚紙に、木をモチーフにした茶色の紙と桜をモチーフにした千代紙を用意しました。
皆さま桜の花びらを貼ると自然と笑顔になり、木の部分まで角度を気にされる方もおられました。
「満開になったね。」
「もっと濃い桜の色はない?」
「昔は良くお花見に行ったよ」
「お酒を飲みたくなるね」と会話もはずみました。
一つの作品を作ることで出来上がりの満足感もありますが、出来上がるまでの小さな作業が脳の訓練、昔を思い出す回想法、作品を元に会話がはずむなど様々な効果があるということに改めて気づくことが出来ました。
これからも、スタッフで話しを重ね、喜ばれるかことを模索しながら、サービスの提供をしていきます。
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