先日、鹿児島エリアでは鹿児島国際大学介護福祉過程の生徒さんと合同研修を開催しました。
今回が2回目の開催となります。
現在、介護の仕事を目指す多くの学生は、コロナ禍で十分な介護実習ができずにいます。
そんな学生に少しでも現場の雰囲気を見て介護の仕事を知っていただき、実際に働くスタッフと話すことで、将来の仕事を選ぶ上での参考にしていただければと思い始めました。
またアルファリビングで働くスタッフにとっても、介護を目指す学生と交流することで、モチベーションアップにもつながればいいなと思いました。

参加した学生は12名。介護を学ぶ大学1年生の初々しい学生たちです。
研修は3日間にかけて開催し、多くのスタッフやご利用者にご協力をいただきました。

まず1日目はご入居者カンファレンスです。
参加したスタッフは大学生から見られているという緊張の中、ご入居して約2週間経つ方の問題点や改善案を話し合いました。
ご入居者の中には、ご入居前の情報とご入居されて実際に見る状態が違うこともあります。
スタッフはプロとして、ご入居者の体調や状態を把握し評価することが必要です。
カンファレンスでは、介護スタッフ・看護スタッフ・リハビリスタッフといった多職種が連携しご入居者の今後の生活に向けての課題を抽出し話し合います。
学生からはカンファレンスの中で飛び交う専門用語についてや、専門器具がどんな時に使われているか、また処方されている薬について質問がありました。

2日目は、アルファデイサービスセンター上之園の見学です。
バレンタインデーも間近ということで、「チョコファウンテン」の登場。

「わー！美味しそう！！」「この流れてるのは何？」
チョコレートを使ったクッキングレクリエーションにご利用者も喜ばれていました。
最後に直接学生とご利用者で会話していただきましたが、ご利用者の中には画面越しに映る学生を不思議そうに見る方も。

ご利用者のSさまは男子学生に「あーた（あなた）イケメンやね。」を連発。
「楽しかった～！！若い人と話していい刺激になったわ」と大満足されていました。
学生には楽しいデイサービスをお伝えできたと思います。

続く・・・。