アルファリビング鹿児島上荒田にご入居され2カ月が経ったKさまは、ラーメンが大好き。
ホームの隣にあるラーメン屋さんにスタッフと行くのを、とても楽しみにされています。

ご入居当初は、食欲もあまりなく好きなものも半分ほどしか食べれませんでしたが、自分の大好物を好きな時に食べれる事で、今ではペロリと完食されるようになりました。

「ここのラーメンは思い出の味なのよ。」と教えてくださったKさま。
奥様が先立ち何年も外食はされていなかったそうです。体が不自由になればなるほど、お出かけすることも億劫になっていたそうですが、当ホームに入居を考えられていた際に、「隣にラーメン屋がある。食べたい！！」と楽しみの一つにされていました。
ご入居してしばらくすると、体調を崩され食欲もなくなり、スタッフも何か少しでも食べていただけないかと考え、提案したのがラーメンでした。お隣のラーメン屋に行きたくても行けず、出前（別なお店）ができる所を探し届けていただきました。お部屋で食べていただきましたが、お口に合わなかったのか少し手を付けて一言「隣のラーメン屋が美味しいわ。あのラーメンはな、鹿児島とんこつラーメンで昔ながらの味なんだよ。うちの家内が大好きでな、よく一緒に食べに行ったもんだよ。」と思い出話をしてくださいました。

思い出のラーメンの味を噛みしめながら奥様の事を思い出されていたのでしょう。今は「スタッフと一緒に食べるラーメンが最高！」と、食べっぷりのいいスタッフと出かけます。

食べる喜びを共に感じることができ、益々【食べること】の大切さを実感しました。これからも、美味しいもの沢山食べて、楽しく過ごすのがKさまの目標です。