ピカピカの一年生
- 高松
2022.02.12
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数年前に切り絵をされていたご入居者のKさま。
ご家族がお部屋の整理をしている時に当時の切り絵を見つけらたそうで、お部屋にでも飾れたらと送ってくださいました。
どれも魅力的でついじっと見てしまいます。
「自分には芸術の才能はないけど、下絵を用意してコツコツと輪郭をつくり和紙を張り合わせるといった手作業が好き」とおっしゃるKさまに、ついつい共感しました。
そんな作品が箱に何枚も収められており、飾らないのは本当に勿体ない。
せっかくなので展望レストランに展示させていただき、希望される方にプレゼントすることにしました。
すると大反響で、全ての作品の引き取り先が即日決定しました。
他人に見てもらうことで多くの人に感動を与え、ご本人のモチベーションの向上にもつながるものですね。
今でも刺繍をされ、細かな図面と色を照らし合わせながら、こつこつ作品を仕上げられています。
目の疲れはないかとお尋ねすると、「ぼちぼちやってますので、疲れは感じません」と、手先の器用さが羨ましくも感じます。
そんなお姿が、人生の生きがいも小さなことからコツコツやることで、大きな夢を実現できるのだと教えてくださってるようでした。
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