コロナウイルス感染防止の取り組み
- 倉敷
2021.03.07
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アルファリビング倉敷幸町には、お手伝いをしてくださるご入居者がたくさん居られます。
その中のお一人のHさまは、いつもニコニコと素敵な笑顔を見せてくださいます。
そんなHさまは、「もう何も出来んようになった、全然ダメ」と卑下するような言葉が出ることもありました。
しかし手先がとても器用で、昔から家事は好きだったと言われていたのを聞いたスタッフが濯物を畳むお願いをしたところ、あっという間にきれいなに仕上がだったのです。
何度もお願いをしているうちに、今では「やらせて、私に出来ることがあるんなら・・・」と、意欲的な言葉が出るようになりました。
ご本人は「何十年としてきたことじゃもん、大したことないよ」と言われますが、何十年も家族を支えて来られた姿、年月を積み重ねたからこそ出来る所作に感動します。
そんな姿を見ていた他のご入居者も「何かする事ない?」と言ってくださるようになり、今では何人もの方がお手伝いをしてくださっています。
年齢を重ねるごとに出来なくなることも増えてくるかもしれません。
しかし、その人らしい生活や出来る事をあきらめてしまわないよう、お一人おひとりを知ることでその方らしい生活を送っていただくことに繋がるのだと感じています。
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