アルファリビング倉敷幸町ではコロナ禍の中、オンラインの面会を開始しました。
その延長線上で、ホームで主催した長寿会（敬老会）へご家族にも参加していただき、ご本人へ直接お祝いの言葉をいただいたり、イベント時の様子など、なかなか会えない状況でもホームでのご様子をご家族に見ていただき、安心していただこうと企画を進めていきました。

事前に案内をかけ、何組かのご家族から是非参加したいとのご要望があり、当日までにシステムチェックなどを重ねながら準備をしました。

開催当日イベント会場の大型テレビを使用し、オンラインで長寿会に参加していただきました。
開催日に参加されたSさまご家族から「急遽孫や他の親族が参加したいのですが大丈夫でしょうか？」との問い合わせがあり、参加できるよう調整しました。

Sさまとご家族、お孫さまが参加された様子は、まるで親族が一堂に集まってのお祝い会のようでもありました。
後日S様のお孫さまより、今回のイベント参加で直接お祝いの言葉が言えた事などへの感謝の手紙をいただきました。

その後、Sさまは加齢と認知機能低下により食事や水分が思うように摂ることができなくなり、体調を崩されることが多くなってきました。
コロナ禍の中、普通に面会いただくことが難しいのですが、オンラインでの面会やカンファレンスをすることで、少しでもご家族にもSさまにも時間を共有していただきたいと試行錯誤を続けています。
どんな状況でも、託された人生に寄り添っていくために”今私たちにできる事を”と考えていくことが、私たちの使命と改めて感じました。