毎朝の日課に
- ⻑崎
さわやかな風がアルファリビング長崎大浦にそよぐ季節になりました。
窓の外の木々も青々として気持ちの良い晴れた日、5階のレストランから近くの保育園の方向を眺めていたご入居者が
「ほら、あそこにこいのぼりが出とるよ」
「最近のこいのぼりは色とりどりでかわいかね」とスタッフに話しかけている光景を目にしました。
「もともとは男の子の健康や幸せを祈ってこいのぼりをあげてたのよ」
「昔は【端午の節句】って言ってたのを知っとる?」と若いスタッフに教えてくださっていたのですが、途中で
「懐かしいねぇ」
「私も昔は毎年こいのぼりばあげとったとよ」
「もう出すこともなかねぇ」と少し寂しそうな表情をされました。
その様子を見たスタッフが当ホームでもこいのぼりをあげましょう!!と色紙や絵の具を用意して、早速製作開始しました。
手形を押したり、色紙を切ったり貼ったり、写真を撮ったり・・・。
『屋根より高いこいのぼり~♪』と定番の【こいのぼり】を歌いながら作業は進みます。
今はもう大きくなられた息子さまや娘さま、なかなか会えないお孫さまの今後の健康や幸せをお祈りしながら完成したこいのぼりたち。
5階のレストランの壁に掲げ、その気持ちよさそうな姿をご入居者も笑顔で眺めておられました。
会えない中でも、いつでもご家族を思いやるご入居者の姿に、今後も何か小さなことでもお手伝いしていきたいなと感じました。
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