アルファリビング松山久万の台のデイサービスには、当ホームだけでなく、同じエリア内のアルファリビング松山本町、アルファリビング松山よつば循環器科クリニック前からお越しいただくご利用者もいらっしゃいます。
自粛生活が長引く中、自施設以外の方と交流ができる場所として、ご利用者にとってデイサービスの存在はとても重要だと思います。
普段とは違う方と会い刺激を受けることで、メリハリのある生活を送ることもできます。

ある日、塗り絵が得意で真面目なTさま（アルファリビング松山本町）とお世話好きのKさま（アルファリビング松山久万の台）のお二人が、隣同士の席になりました。
Tさまは仕上げた塗り絵を台紙に張り、飾りつけをしていました。
どんな飾りつけをするか、椅子に腰かけるのを忘れるくらいに悩んでおられ、なかなか仕上げることが出来ないでいました。
隣の席のKさまは一緒に立ち上がり、優しくアドバイスをし始めます。
「ここをこうしたいんだけど。」
「これならどう？」
「やっぱりこうしようか？」
「それがいいね！」とお互いの意見を交換し合っていました。

デイサービスに来ていなければ、巡り合うことが出来なかったお二人が、お互いの個性を活かして仕上げた作品は、とても素晴らしいものでした。
そして、二人の笑顔も輝いて見えました。
これから先もこの塗り絵を見るたびに、Tさまは温かい気持ちになるのではないでしょうか。