思い切り笑って、滅入った気持ちを吹き飛ばそう
- 姫路
2021.03.06
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ご入居者のIさまは今現在ベッドに臥床され、食事を取ることもままならない状況の中で、眠っておられます。
弱々しくなってしまった手を握り、話をすると、「久しぶりにお会いできて嬉しい」と目を開き、力強く握り返しゆっくりと話をしてくださいました。
社会貢献がしたいと、若いころから一代にして事業をしながら婦人会の総会長を務められてきたIさま。
姫路を良くしたい一心で、姫路城で毎年開催されるお茶会の開催など、様々なボランティアもしてこられたそうです。
「終の住処は姫路城が見えるここで」と、アルファリビング姫路城西を選んでくださいました。
家にはたくさんの花を植えておられ、当ホームにもたくさんの花を季節ごとに持参してくださいました。
道行く方に少しでも癒しをと、そして自分が生きていた証として白くはかない「ギオンマモリ」の植木をアルファリビングに残してくださいました。
そんなIさまが、お茶会の開催を希望され、現在スタッフ総出で開催に向け調整中です。
その人らしい生き方に関われるこんな素晴らしい仕事はないと思えるほど、ご入居者には沢山のことを教えていただいています。
私たちは、ご入居者のご希望を叶えるために努力ができるそんなホームであり続けたいと思います。
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