アルファリビング松山本町に、昨年の６月にご入居されたYさま。
ご入居当初は他の方と会話する場面も多かったので積極的な方に見えましたが、実は不安だらけだったのです。
訪室したところ、まだ家具も揃っていない部屋で不安な表情で「一人寂しい」と言われていました。

そこで、Yさまのお部屋に毎日お伺いしお話しをました。
夏には屋上でスシローをテイクアウトし、大空の下でお寿司を食べる食事イベントを行いYさまもお誘いしました。
その時に姪御様に連絡する機会があり、Yさまの写真をお手紙と一緒に郵送したのがキッカケで、面会時に声をかけてくださるようになりました。
姪御様もYさまの面会に来られた時には、Yさまの昔のこと・ご主人のことなどを聞かせてくださいました。

Yさまがご入居されて７カ月が経つ１月にお誕生日を迎えました。
姪御様は誕生日当日には来館したいと言われていましたが、コロナ禍で警戒レベルが上がり、誕生日の数日前に面会できなくなってしまいました。
姪御様より「私の代わりに祝ってあげてほしい」とお話があり、姪御様から届いたYさまへのプレゼントとケーキをお持ちし、喜んでお祝いしました。

その際、姪御様からお礼のお手紙を頂戴し、ご入居者との信頼関係はご家族との繋がりにもなるのだなと思いました。
Yさまだけではなく当ホームのご入居者が心穏やかに安心して暮らせるよう、これからも精進していきます。