4月初めに兵庫県にも緊急事態宣言が発令され、13日より外出制限を開始しました。
ご入居者・ご家族のご協力もあり、不要不急な外出を避けて、体調不良者を出すことなく今日に至っています。
しかし、外出をしなくなると精神的にも身体的にもストレスは増大します。これはなんとかしなければ・・・と考え、少人数での体操の時間を設けることにしました。
最小限の人数で換気をしっかりと行い、消毒も徹底し行っています。

アルファリビング姫路城北の3階スペースには、体操ができるように様々な器具類を設置しています。
日ごろからご入居者が集り、日夜運動に、交流に楽しんでおられました。

「運動始めますよ～」の声掛けに、待ってましたとばかりに人が集まり、日頃のストレス解消、体力強化に向けて運動されています。

初めの頃はスタッフが机や椅子を移動させ、窓を開け換気を行い準備をしていました。
日を重ねるごとにスタッフが共有スペースに行くと、すでに机がよけられ、椅子が体操できる段取りしてある・・・ご入居者同士が声を掛け合い、セッティングいただくようになりました。
準備も片付けもご自身で行う。ご入居者から「自分たちの事なので、自分たちがやって当然！」とおっしゃっていただきとても感激しました。

体操が終われば、ご入居者同士がテーブルを囲み、通販雑誌を片手に談笑。
この大変な時期だからこそ、人と人とのつながりを大切に、できる事は助け合うことが大切です。

最終的にはご入居者同士が互いに声をかけあい、ご入居者主体で体操の時間を設けることが出来れば。
新型コロナウィルスの流行も長期的になる事も考えられ、今後の私たちの行動と共に、ご入居者の心身面での維持向上が図れるようお手伝いさせていただく必要があると改めて感じています。