鹿児島から広島へ
- 鹿児島
アルファリビングはご入居者の終の棲家として、最期までお過ごしいただけるよう体制を整えています。
アルファリビング鹿児島東千石にも「最期までここで」と、おっしゃってくださっているご入居者がいらっしゃいます。
ご入居者のNさまは12月中旬より、絶飲食となり点滴対応を始めて2か月が経とうとしています。
食事の意欲が強かったこともあり2か月の間に状態を見ながら、ゼリー等の摂取介助を行ったりしましたが、嘔吐されリスクが高い状態でした。
食事を2か月間摂ることができていない状況の中、「少しでも食べる感覚(味)を感じ食べる楽しみを得てもらいたい。いろいろな刺激を与えることで、機能の維持を図りたい。」との思いから看護スタッフのほうまんさんを中心にご家族、主治医と協力し、口腔ケアにコーヒーを使って風味を楽しんでもらっています。
毎朝必ずコーヒーを飲まれるほどコーヒーが大好きだったNさま。
好きだったものをできる限り提供したいと2月より始めました。
1日1回お昼に、実際にドリップコーヒーを入れて、まず香りでコーヒーを感じてもらいます。
その後、コーヒーで口腔ケアを行い、味を感じてもらうという形で行っています。
コーヒーでの口腔ケア時は笑顔も多く、嬉しそうな表情をされます。
どんな状態でも少しでもご入居者に喜んでいただけるよう、スタッフ、ご家族、主治医と協力しながらサービスの提供を行っていきます。
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