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はたらく人

地域と共に生きていることを感じながら<2/2>

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アルファリビング倉敷駅前通りのサービス提供責任者 相田弘子さんは、当ホーム開設時より地域に根差したサービス提供に力を注がれています。自ら地域の方たちに働きかけ、地域の方たちのお力を借りながら、ご入居者が当たり前のように地域の方たちと関わりながら暮らす。相田さんのインタビュー(後編)です。


地域で生きていることの喜びを実感していただきながら

私自身も、アルファリビング倉敷駅前通りも8年目を迎えました。入社時にいただいたクレドが仕事をする上での原点となっています。今でも、その原点を忘れないよう、クレドを開きます。私たちの目指す姿とは・・・地域への感謝の気持ち、地域で1番に選ばれるとは・・・。8年経ってやっと地域との信頼関係が築けてきたと実感しています。信頼関係はすぐにはできません。この間、地域活動に積極的に参加し、自分たちから地域の方たちにアプローチし、お力を借りながらご入居者と過ごしてきました。一人の縁がつながることで、その縁の糸は無数に広がり、徐々に信頼関係が築け、私の名前、施設の名前を知っていただけました。地元の幼稚園児・保育園児から高校生まで、そして地域のボランティアの方たちが来館され、ご入居者の日常には当たり前のように地域の方たちが関わってくださっています。
私は、このアルファリビング倉敷駅前通りも、ここで働くスタッフも、ここで暮らすご入居者も大好きで、一番だと思っています。同時に、私たちの暮らすこの倉敷市日ノ出町の地域も大好きです。ご入居者が地域と繋がり、楽しい時間が過ごせることだけでなく、地域の子どもたちがご入居者と関わることで視野が広がり、未来の選択肢が増える・・・これが私たちにできる地域貢献だと思っています。ご入居者の中には、「生きている価値がない」「早く死にたい」と言われる方もいます。私たちにとって、こんなにつらく悲しい言葉はありません。ご入居者が地域との関わることで、「役に立っている」「必要とされている」「できることがある」と生きている喜びを感じながら生活をしていただきたいのです。高齢者施設にご入居することは「できる」「やりたい」を諦めることではないのです。

スタッフに支えられ

また、入社当時の事業部長がおっしゃった言葉も大切にしています。

<6つの行動指針>
1.いつも感動を与えられる人
2.常にチャレンジする人
3.どんな時にも変化に対応できる人
4.自己改革できる人
5.自らの言葉でビジョンと目的を語れる人
6.感性豊かで人間味あふれる人

当社に入社するまでは、そんな視点で考えたことがなく衝撃を受けましたし、同時に、日々そんな人でありたいと介護のプロとして働く私を創っている言葉です。
この8年、自分自身のご入居者への想いと向き合い、一緒に働くスタッフとの業務の進め方で悩み、悔しい思いをすることもありました。そんな時、当時のいとう施設長から問われたのは「誰のために仕事をしているのか」ということ。たった一つしかない「ご入居者が一番」という答えに何度も何度もたどり着いてきました。
私たちスタッフは、そのために自分たちにできることを考えています。なかはら施設長は、私たちの提案をいつも支援してくださっています。私は、「やりたい」があると計画性なく進んでしまうこともあるのですが、スタッフにも支えられ今の自分があります。仕事をする上で、年齢や経験は関係ありません。技術も考え方もいい部分があれば教わる。全部自分一人で、業務を完璧にすることはできないので、これからも自分ができることを最大限にやっていけたらと思っています。


相田さんは2012年10月、アルファリビング倉敷駅前通り開設時にオープニングスタッフとして入社。短時間のパートスタッフとして育児と両立しながら勤務を続ける。2018年度にはCSスタッフ賞を受賞。お子様の成長とともに働き方を選択し、2019年3月に正社員に、12月からサービス提供責任者として業務を行っています。

この記事を書いた人

うつのみや(総務業務チーム)

うつのみや(総務業務チーム)

興味を持ったことは何でもやってみたい性格です。世界を広げようと、趣味で韓国語と英会話を学んでいます。なかなか上達しませんが、一歩一歩、牛歩であっても進んでいるはず・・・(と自分を信じる日々)。とにかく楽しく勉強を続けています。取材を通して皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。