ご入居者のご家族からいただいた渋柿で、干し柿をつくりました。

私たちは安全を配慮しピーラーも準備をしていたのですが、ご入居者のＡさまから「こんなんのじゃ駄目よ。包丁貸して」と。
スイスイと上手に皮を剥ぎ、あっという間の手裁きに先輩方はさすがだと感動しました。

Ａさまは「包丁を使うのは久しぶりで嬉しい。こうやって剥くといいんよ。」といつも以上に目をキラキラさせながら、スタッフにとっては初めての干し柿つくりに沢山の助言をくださいました。

完成まで毎日「楽しみね」と気にかけられ、

時にはカラスに狙われた時もありましたが、無事に干し柿が出来上がりました 。

中がとろっとして 甘くておいしかったです。
人生の先輩方であるご入居者に、沢山の知恵を授かりながら、次は何ををつくろうか新たな楽しみを考えています。