2020年4月1日入社のいとうさん。
いとうさんは大学を卒業し、初めて介護の仕事に携わりました。
無資格、未経験で真っ白な状態で入社し、戸惑いや不安が沢山あったと思います。

初任者研修もコロナ禍の中、開講しているところがほとんどなく、受講できるところをようやく見つけ、資格取得のために毎週通っていました。
休憩中も教科書とずっとにらめっこ。指導するスタッフにも力が入りました。

チャレンジしてもらう仕事を洗い出し、先輩スタッフで周知し見守りながら実際に移乗やオムツ交換を実践しました。
勤務の流れも覚えるために夜勤にも挑戦。
そして10月末に初任者研修が修了し、資格証が届きいよいよ訪問介護デビューの日を迎えました。

いとうさんは一見おとなしく静かな雰囲気を醸し出していますが、芯がとてもしっかりしていて、分からないことは迷わず先輩スタッフに確認します。
ご入居者がお部屋に帰ろうとしていた時も、「こんといてよ。自分で行けるから」と拒否されても危険を感じた時は「行くよ。危ないよ」とずっとついていきます。
陰から見守りながら「いいぞ～。頑張れ～。」と応援しています。

ネームの初心者マークも取れ、11月1日から訪問介護員（介護スタッフ）として独り立ちしました。
これからも先輩スタッフが温かい眼差しで、いとうさんの成長を見守り続けます。