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アルファリビングの暮らし

これまでの思い出

  • 高松
  • アルファリビング高松伏石サンフラワー通り
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当ホームも開設より8年目を迎え、これまでたくさんの出会いと別れがありました。
ご入居される方は皆さま、ホームを終の棲家と考えてご入居されます。
元気な時にご自身で決断されご入居された方、県外に住まれており一人暮らしが難しくなりご家族のもとへ来られた方・・・ご事情は様々です。

ご入居当初は「家に帰りたい」「こんなところいたくないわ」などとおっしゃる方もいらっしゃいます。寂しい気持ちが少しでも和らぎ、早くホームに慣れていただけるよう、入浴の時やお部屋に伺った時にたくさんお話をさせていただきます。

年月が経つにつれお身体の状態が悪化してくる方もいます。ご本人がこれから先どうしたいのか延命を望まれるのか。ご家族はどう考えているのか、何度も話し合いの場を設けます。
ほとんどの方がホームでの最期を希望されます。

息を引き取る時まで、私たちにできることは何か?スタッフで話し合います。
「シャーベットが食べたいって」と言われているなど、共有し食べたいものを好きなだけ食べていただくことで、一瞬の笑顔や「おいしい」の一言が聞けるだけで、本当にうれしく感じます。

介護、看護スタッフが一丸となり、息を引き取る最後の瞬間まで全力でケアをさせていただきます。そして天国に旅立たれたあとも、ご入居者を大切に思いその方が残された大切なお花やご家族からいただいたお花たちが今も咲き続けています。

この記事を書いた人

たかぴー(施設長)

たかぴー(施設長)

伏石サンフラワー通りに異動になりました。