2024年度CSエピソード賞 受賞施設発表
- 仕事観
2023年4.5月に行われたエンゲージメントサーベイの結果を受け、アルファリビング岡山後楽園では、ワークショップを開催。広報担当のしんみょうも岡山を訪れ、見学させてもらいました。今回はその様子をレポートします。
▶▶「エンゲージメントサーベイって一体何?」という方はまずコチラから!
ワークショップは18:00からスタート。遅出と夜勤のスタッフを除いた16名となぎさ施設長で行われました。
まずは、アルファリビング岡山後楽園と岡山エリアの他拠点のスコア、全社の各平均スコアを確認しました。また、前回のエンゲージメントサーベイ(2022年度11月)のスコアとの差異も確認し、スコアが高かった項目、低かった項目を確認しました。
その後、スコアを見て率直にどう思うか自由に話し合いを行いました。
スタッフからは次のような意見がでました。
岡山後楽園:3.67 全体平均:3.61
・産休・育休を取得していたので、タイムラグがあり心配していたが、スタッフみんなから今のホームの状況を教えてもらえ、コミュニケーションが円滑になされているなと思った。
誰に聞いてもちゃんと教えてくれる。むしろ今では後輩に教えてもらっている状況(笑)。
・休憩中やちょっとした業務の合間にコミュニケーションが自然にとれていて、少し砕けた話やプライベートの話、相談事もお互いにできていて、良い関係が築けていると思う。
・他の職場で人間関係に悩んでいる友人もいるが、自分は特にそういうことがないので、アルファリビング岡山後楽園で働くことができて良かったと思っている。
・自分が社会人になった40年前は先輩に「出る杭は打たれる」と言われて、意見を言うことがあまりできなかった。でも、岡山後楽園は、みんなで意見を出し合ったり、お互いに関心をもちあったりと、とても働きやすいと感じている。体の調子が悪いときに、みんなから声をかけてもらえてうれしかった。
岡山後楽園:3.78 全体平均:3.86
・住宅スタッフがデイに来てくれたときに、明るくふるまってくれてうれしい。
・看護スタッフから介護スタッフにお願いや相談するときに、嫌な顔や嫌な反応をされたことが一度もない。ありがたいなと思っているけど、口に出して伝えていなかったと思う。感謝を口にしていきたい。
・日頃から協力しあう雰囲気があると思っていたが、それがスコアに反映されていると思う。
岡山後楽園:3.72 全体平均:3.52
・できないことをカバーしあうという体制はしっかりとできていると思うが、できていなかったことを伝えるということまではできていないと思う。立場や性格、その人との関係性によって伝えられていない場合があるかもしれない。提案やお願いをもっと伝えることができればいいかなと思う。
・「こうしてほしいな…」と思っていても黙ってしまっていることがある。指摘するとどういう反応するかな、ということが気になってしまっているのかもしれない。
岡山後楽園:3.33 全体平均:3.12
・スタッフの成長を肌で感じているけど、私は黙々と仕事をしていて、表情にもでていないし、言葉にもできていないな…と思った。口に出せていないので、もっと伝えたり褒めたりしていきたい。
・私は褒めることが苦手。また、上司を褒めるのはおこがましい気がする。でも、感謝の気持ちを口にするだけでいいのかもしれない。そういった機会を増やしていけたらと思う。
・このスコアが低いのは、”もったいない”と思った。今まで勤めていた病院や介護施設などどの職場よりも岡山後楽園はコミュニケーションが取れているし、スタッフのプロ意識も高いと感じている。なのに、スコアが高くない。私自身も思っていることを口に出す頻度が少なかったかもしれないと思った。感謝や称賛をもっと口に出していきたい。
・月曜日の朝、出勤した時に、夜勤明けのスタッフが明るく元気に挨拶してくれるだけで、実はとても元気がでる。この場をかりて「ありがとう」と言いたい。
スタッフ同士で成長を褒めあったり、うれしかったことや感謝の気持ちを伝えあい、ワークショップは終了の時間となりました。
このワークショップを通して、アルファリビング岡山後楽園は、コミュニケーションも円滑で、助け合う雰囲気もあり土台はしっかりできているということが分かりました。ただ、感謝の気持ちを伝え合ったり、成長を一緒に喜び合ったりという機会があまりないようです。お互い成長を肌で感じてはいるものの、伝え合う場がないというもったいない状況であるようです。このような機会を増やしていけるといいのかな…と感じました。
「あなぶきにしてよかった~」とご入居者におっしゃっていただけるように、これからも一人一人がチームの一員として頑張ってほしいと思います。応援しています!!
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