訪問看護管理者になって
- 岡山
この3月にサービス提供責任者としてデビューしたしばもとさん。
サービス提供責任者としての初仕事は、入浴介助に入っているスタッフからの1本の電話でした。
「Hさまのお風呂の介助で訪問しているんだけど、気分が乗らないようで応じてもらえない。部屋から追い出されてしまい、鍵を閉められてしまった。どうしたら良いかな。」という相談でした。
認知症が進み、穏やかな性格から一変、攻撃的になられることもあるHさま。
Hさまにとってアルファリビングでの生活が穏やになるように、お薬の調整をしたり、関わる時間を増やしたりと調整を行っている最中でした。
困っているスタッフに「少し時間を置いて再度、訪問してみよう。もしかしたらお風呂に入ることより、何か他に気になることがあるのかもしれない。時間変更で対応しましょう。私たちだって気分が乗らず、何もしたくない事もあるし無理強いしなくて良いよ。」とアドバイスをしていました。
時間変更で対応した結果、気持ちよく入浴され、対応したスタッフもしばもとさんもホッとした様子でした。
サービス提供責任者としての初めての感想を聞いたところ、「色々覚えることもあるし大変だけど、発見も沢山あるし教えてもらいながら頑張るわ。優しく教えてよ~!」と話されました。
ご入居者の一番傍で生活を支える介護スタッフの立場から、これからはサービス提供責任者として相談を受けたり、指示を出したりすることが増えてきます。
迷ったり悩んだりすることも沢山出てくると思いますが、持ち前の明るさと今までの経験を活かし、周りのスタッフと協力し活躍してくれることを期待しています。
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