「心に寄り添う」ということ
- 倉敷
コロナウイルス感染症が流行し、緊急事態宣言が出た後、倉敷の観光客は激減しました。
そんな中昨年の5月から7月に、グループ会社の旅館くらしきのスタッフを当ホームで受け入れることになりました。
一緒に働くことで旅館スタッフならでは細やかな気遣いやサービスを目の当たりにして、私たちホームのスタッフはとても刺激を受けることになりました。
そのご縁がきっかけとなり、旅館スタッフから旅館くらしきを貸し切っての外食イベントの提案をいただきました。
ご入居者にはコロナウイルスの影響で沢山の制限をせざるを得ないことを、本当に心苦しく思っています。
それでも・・・仕方がないと諦めることしかできない状態にもなっていたので、この提案を聞いた時には本当に嬉しく思いました。
まだまだ感染者が増え続ける中での外食イベントの開催は、スタッフも不安で開催まで何度もミーティングを行い意見が激突することもありました。
それでも開催したいと言う思いが強く、2日間に分けて開催しスタッフ配置も最小限で付き添えるようにするなど、入念な準備を進めていきました。
久しぶりに外出するご入居者はお洒落をし、綺麗にお化粧をし満面の笑みで出かけて行きました。
今回感染対応を徹底し、お食事会を開催してくださった旅館くらしきにはとても感謝しています。
その後ご入居者と顔を合すたびに「美味しかったわ~また連れてってね~」と言われ、とても喜んでいただけた企画となりました。
私たちは当社のミッションにある『自分らしく活きる喜びの提供』について、この企画を通して創意工夫をしていくことの大切さを改めて感じました。
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