
NEW新しい挑戦!介護福祉士、添乗員の資格をとる!
- 介護旅行
以前、病院で介護職員として働いていた時、
「人のお話をもっとゆっくり聞きたい…」
「私に何かその方のためにできる事はないかな…」
「もっと人のお役に立ちたい…」という気持ちがありました。
現在は、あなぶきメディカルケアに入社し、私はデイサービスの生活相談員をしながら介護スタッフとしてご利用者と接しております。
デイサービスでご利用者に、やってみたいことを伺うと
「家族と一緒に旅行が行きたい」
「外出をして外の空気が吸いたい」
「もう一度地元に帰りたい」
「旅行で行った所にもう一度行きたい」
「好きな食べ物を食べたい」とよくおっしゃられます。
なんとかデイサービスでお役に立てないかと、悩み考えたこともありましたが、現状の介護保険法では、通所介護とは原則として施設内で提供される居宅サービスと定められているので、私にはお話を聞く事しかできませんでした。
しかし、あなぶきメディカルケアはグループ会社のあなぶきトラベルと一緒に介護旅行“笑夢旅”を昨年から始め、ご利用者をご旅行にお連れすることができるようになりました。
この事業は、高松エリアで始まり、岡山、倉敷、松山と規模を拡大しており、私が勤める松山でも旅行の募集することになりました。
昨年、やしま施設長から、介護添乗員にならないかというお話をいただきました。正直なところ「私にこんな大役が務まるのか?」と思いましたが、それ以上に、以前お話でお伺いしたやりたい事が少しでも叶えて差し上げられるのではないかと、とてもうれしく思いました。また、私自身の夢も叶えられると思いました。
そして、私は旅程管理業務を行う“旅程管理主任者研修”を受け、あなぶきトラベルが主催する介護付き旅行商品の添乗業務ができるようになりました。
研修を重ね、先日1組のお客様を松山城のご旅行にお連れしました。
お客様とご家族の会話や雰囲気、
食べたいといわれていたお刺身をおいしそうに召し上がっている姿、
思い出の場所に行きたいと思いを募らせ、もう一度行くことができたときのあの笑顔、
移動中も外の景色を寝ずに眺められていた興味津々のまなざし…
今も鮮明に覚えています。
普段の生活とは違ってまた心豊かな時間になったのではないでしょうか。
ご家族からはこのような感想をいただきました。
「私一人ではここまでする事ができないと思います…旅行は諦めていたけど、行けて本当によかったです」
その言葉を聞いたときに、今まで、自分では叶えてあげようにもどうにもしようがなく、お話を聞く事しかできなかった悔しい気持ちが思い出され、また同時に、お客様とご家族が家族水入らずの楽しい時間を過ごしていただけたことをうれしく思い、不覚にも号泣してしまいました。
様々なご事情で諦めていることも、介護添乗員がご一緒する“笑夢旅”なら、お客様やご家族、私たちスタッフも思いが形になると思っています。
諦めない、もう一度新しい思い出を作りに、ぜひ私たちと一緒にご旅行に行きましょう。
その他の介護旅行に関する記事はこちらから
Latest最新の記事