梅雨真っ只中の6月の研修は「非常災害時の対応」でした。

これから豪雨や台風のシーズンが到来します。アルファリビング広島観音本町のある地域は小規模ですが浸水したことがあり、とても身近で重要な研修テーマです。

今月はサ責のなかやまさんが講師になり説明してくれました。

・どんな災害が起こりうるのか？
・災害時に問題になりやすいこととは？
・介護と災害時の備え
・災害時に必要なケア

といったことを学びました。

高齢者施設として災害時のケアで必要なことは、その方にあった形態の食事提供、口腔内の衛生管理、水分摂取です。

特に口腔ケアセットは、非常時に持ち出しできるようにしておこうと説明がありました。

口腔内の衛生状態は全身の健康に影響があり大切だと聞き、自宅の非常用セットにも入れておこうと思いました。

ご入居者はお一人お一人状態が異なるので、避難する必要がある時、ご自身で避難できるのか、介助者が1人必要か、2人必要かという情報が、誰でも直ぐに分かるようにしておかなければなりません。
アルファリビング広島観音本町では、どこを見ればよいのかを確認しました。

その他、非常食や水、土のう袋など災害時に使う備品の場所も皆が把握しました。

今回の研修は、○○はどこに置いてあり、どう使うのか、というような具体的な内容で、災害が起きた時にどう対応するのか想像しながら受講しました。

日本は地震や台風などの災害が多く、広島も水害が多い地域です。

もしも災害がおこったら…と考えると不安がありますが、研修や防災訓練を繰り返して、いざという時に備えたいと思います。