週1回の定期ミーティング
- 松山
アルファリビング松山本町は、ホームの目の前にスーパーがあります。その立地を活かして、ご本人様の自分でできることを引き出すために「買い物の支援」というサービスを訪問介護事業所にて行っています。
買物のために一定の距離を歩くことができる、自身でほしいものを選択することができる、などのメリットがあります。
私は、このサービスでご入居者の事が知れるチャンスだと思っています。歩行距離や趣味嗜好のこと、普段お話できないことを教えてくれること、は信頼関係にもつながります。
例えば、ご夫婦で入居されているKさんは、「奥様の洋服のボタンがとれたからつけてあげたい」と言われ、スーパーの2階にある100円均一のお店で糸を購入されました。
昔は、奥様がしてくれていたけど、今は感謝をこめてKさんがつけたいのだと…そんな温かいお話を聞けました。
ほかにも、歩行器で買い物に行かれるYさんは、靴下を一緒に選んでほしいと言われ100円均一のお店に行きました。
訪問マッサージのスタッフから、Yさんの靴下がいつもピッタリだから、少しゆとりのある靴下がいいとアドバイスをもらったとのことでした。
「私はあんまり明るい色は嫌」「足にぴったりなんが好きなんよね…」とおっしゃられ、またひとつ Yさんのこだわりや好みを知れうれしく思いました。
Yさんは、体調を崩し食事摂取量も落ちてしまった時期があり、それ以降は食が細いイメージでした。でも、「私、夕飯の後しばらくして寝るまでに小腹がすいてしまうんよ
…だからそんな時にちょっと軽く食べるものがほしい」とミニサイズのカップ麺を選ばれました。これで夕飯後のYさんの行動、夜間の様子が情報収集できました。
今後もサービス中に得た情報をスタッフへ共有することで、ご入居者が不安に感じていることを解決し、新たなサービス提案につなげていきたいと思っています。
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