何気ない日常の大切さ
- 姫路
他県からご入居されたKさん。ご入居から早いもので4年が経ち、アルファリビングでの生活にもすっかり慣れ、今では新しく入居される方へもお声をかけてくださったりと、様々なお気遣いまでしてくださります。
Kさんは、以前、給食を作るお仕事を長年されていたそうです。ほかにも、PCの講師や自治会のとりまとめ役など人と人との関わりを大切にお仕事をされていたそうです。
お部屋の掃除に伺ったスタッフが、「Kさん、自分が印象に残った言葉をノートにまとめていたものがあって読ませていただいたら、結構いいことが書いてありましたよ」と教えてくれました。
早速、Kさんにブログに掲載してもいいか交渉です。
「いいですよ。言わしてもらうと、失恋の下書きはございません」とジョーク。
印象に残ったのは、
「もしも私が認知症になったらかわいくありたい(ハート)」
「落ち込む前に行動にうつすことを心がけると幸福はやってきます」
70代のころに書きしたためたそうです。
なかでもスタッフの爆笑を誘ったのが、
「30秒 おへそに力を入れるだけ!お腹が凹んだ(へこんだ)」でした。
ちょっと体重が気になっているスタッフが「これは僕に言っている言葉でしょうか?」と。Kさん自身も、「これの時にちょっと肥えたなと思ってやってみたことを書いただけじゃ」と笑っておられます。
言葉は時として人を元気にします。Kさんがご入居者に言葉をかけるのは、言葉がいかに大切なコミュニケーションツールであるかということを知ってのことだと思います。
2023年も、ご入居者やご家族とスタッフの間にいつも笑顔あふれる会話があってほしいと思いました。
Latest最新の記事