岡山エリアでも介護旅行笑夢旅を開始するため、あなぶきトラベルの方と現地研修を行いました。岡山市エリアには、すでに資格を取得したスタッフがもう一人おり、特別名勝の庭園岡山後楽園へ車椅子を持参して一緒に行ってきました。

実際に車椅子に座って見える景色や、安全に移動できるかどうかを検証するため、交代で車椅子に乗って園内を巡りました。地元あるあるですが、近すぎてなかなか行く機会がなかった岡山後楽園。私自身、約10年ぶりの訪問でした。

園内のトイレはすべて改修されており、とても清潔で快適でした。介護スタッフとして、そして添乗員としても、まずトイレの確認は重要なポイントです。また、車椅子用の駐車場の位置やチケット購入の流れなども、実際に体験して確認しました。

後楽園には、松林・椿・梅・桜・藤棚・ツツジ・茶畑・竹林・サテツなど、季節ごとに楽しめる植物が豊富にあり、段差や坂も少なく、車椅子でも快適に巡ることができました。訪れたのは3月で、梅の花が咲いており、梅や桜の枝が低い位置にあるため、車椅子の高さでも十分に楽しめる設計になっていました。

園内には茶屋も数か所あり、抹茶とお菓子を楽しめるほか、お土産を購入できる場所もありました。岡山城を背景に写真撮影ができるスポットもあり、ミシュランの星を獲得していることに納得の美しさでした。約2時間の散策は、あっという間に感じられるほど充実していました。

秋にはモミジやカエデが美しく、池に映る紅葉との景観はまさに絶景です。
この活動を通して、自分自身も「行ってみたい場所」を探したくなり、休みを利用して道の駅や、以前から気になっていた和気の藤棚を訪れました。今までは観光にあまり意欲的ではなかったのですが、「行きたい場所はどこですか？」と尋ねると、多くの方が「もう一度行きたい場所」を挙げることに気づきました。

人生を楽しむためには、さまざまな場所へ行く経験が必要なのだと感じました。これからの自分の人生をより豊かにするためにも、もっといろんなことにチャレンジしていこうと思います。