
晩酌なんざ、さしかぶいやな🍶
- 鹿児島
こんにちはアルファデイサービスセンター上之園で管理者をしております。よしまつです。
ご利用者やスタッフの皆さんと過ごす日々の中には、たくさんの笑顔と優しさが溢れて、毎日が学びの連続です。
今日はちょっとお仕事を離れて、私の小さな家族についてお話させてください。
おうちのお姫さま・なつちゃん

まずご紹介したいのが、先住猫の「なつちゃん」
夏に産まれたことと、人”懐”っこい性格からその名が付きました。
キジトラ柄の女の子で、今年で5歳になります。
小さな頃から一緒に暮らしてきたので、今ではすっかり家の中のお姫さま
…といっても、なつちゃんは「構われすぎる」のがちょっと苦手。
抱っこしようとすると「にゃ!」とひと声、そっと距離をとられてしまいます。
かと思えば、ふとしたときに音もなくそばに来て、静かに寄り添ってくれたり。
そのツンとデレのバランスが、なんとも猫らしくてかわいいんです。
猫アレルギーの私は寝室を分けて暮らしていますが、それでもいつもそばにいるような、不思議な存在感。まさに気品ある”お姫さま”です。
新しい仲間・あきくんとの出会い

そして今年9月27日、思いがけず新しい出会いがありました。彼女の職場に、ある日ふらりと現れたやせ細った猫たち。その場にいた職員さんたちが、まだ幼い子猫たちをそれぞれ引き取っていかれる中、1匹だけぽつんと取り残された少し大きめの茶トラ猫がいました。推定2~3歳。ガリガリに痩せているのに、目を合わせると直ぐに寄ってくる。驚くほどの人懐っこい子だったそうです。
「この子をひとりにしておけない」そう思い、気づけば私が迎えることを決めていました。秋に出会ったので「あきくん」と命名。ご飯の時間になると声がかれるほど泣きじゃくる姿に、つい笑ってしまいます。その姿にようやく少し安心してくれたのかな…と感じる毎日です。名前も”食欲の秋”にぴったり。
猫たちと暮らすようになって気づいたことがあります。
それは「その子方のペースを尊重し、できることを一緒に増やしていく」ということ。

なつちゃんは無理に抱っこされるのが苦手。でも自分から近づいてくるタイミングを待てば、そっと寄り添ってくれます。
リハビリも同じです。「立ちたくない」と拒否されるご利用者に無理やり立っていただくことはできません。でも「なぜ立ちたくないのか」に寄り添い、不安を取り除き「できそう」と思える環境を整えることで、ご自身から「やってみようかな」と思っていただける瞬間が訪れます。
人にも猫にも”その人らしいタイミング”と”その人らしいペース”がある。それを見極め、待って支えることが私たち機能訓練特化型デイサービスの大切な役割だと感じています。
新しい命を迎えたこの秋は私にとってとてもあたたかい時間となりました。また日々のちょっとした「より道話」をお届けできればと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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