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アルファリビングの看取り 看護スタッフとしてできること

  • 松山
  • アルファリビング松山本町
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私は入社して10か月になる看護スタッフです。
今日は、アルファリビング松山本町ならではのスタッフ連携についてご紹介します。

私は、訪問看護のスタッフとしてご入居者にかかわることが多いです。かかわり方は、何曜日の何時から何時までといった定時になります。多いのは30分です。30分の間に体調変化がないか観察する、生活指導を行うことが主な業務です。30分では知りえない情報があるので、他職種や他スタッフにも聞いたり、社内の申し送りを確認するようにしています。

今回、入院中のご入居者が退院する際に、アルファリビングで最期を迎えると選択してくれました。アルファリビングでは面会が自由に行えることが理由です。退院時に、体を動かしにくいことや、お話しすることができなくなった状態に対応するため、ケアする内容を大きく見直しました。

ご家族が面会によく来てくれるのですが、会話を行うことができないため、さみしそうにされている場面がありました。そこで、何か私たちにできることはないか考えました。私たち専門職だからこそ知りえたご本人のわずかな変化や反応をご家族にお伝えすることにしました。
スタッフがかかわる際に、「少し声を発せられた」「スタッフの動きを目で追っていらっしゃった」「声掛けに表情の変化があった」「夜間の就寝様子」などをお伝えしました。お伝えするとご家族が大変喜んでくれました。

私の訪問時間だけでは知りえない情報を多職種で共有できたこと、チームとしてコミュニケーションが多く取れていたことが良かったと感じています。これからも「最期はここで迎えたい」というご家族の想いに寄り添いたいです。

この記事を書いた人

ちゃっきー(看護スタッフ)

ちゃっきー(看護スタッフ)

あだ名を変形しました。ちゃっきーです。